インフルエンザを予防するには、
かぜを予防するには、
インフルエンザ予防の報道をみていると、効果がある無いの二値的なな評価しかされていないようです。リスクはより定量的なもので判断すべき性質のものです。そこで、以下にインフルエンザ予防のためのリスクを、報道から判明した分のみ定量的に示しました。御自身の対策に役立てば幸いです。
かぜをひいた人が拡げないようにする。
マスクをつける
つけると、表面の穴から(A)と周囲からでる部分(B)だけに抑えることができる。その量はマスクの種類や付け方によってかわる。TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から推測すると飛沫の量と飛沫の大きさは比例しているので、飛沫が1mm以下と仮定すると、マスクで防げない飛沫の割合(A+B)は下記のようになる。ちなみに小さい飛沫ほど空中を漂うので、飛沫が1ミクロン以下の場合も計算し、その割合はCとした。TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から飛沫の量と飛沫の大きさの比は0.5ミクロン以下は一定であると仮定した。
結論:どのマスクでもマスクをすることで飛沫を8割以上防ぐことができるが、空中の飛沫を減らそうとすると、N95タイプやN100タイプのマスクが必要になる。ただし、水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(但しマスクの性能が表示通りでないことがあるので買うときに注意が必要。[右下リンク ウイルス対策をうたったマスク−表示はどこまであてになるの?参照])
布タイプ
水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(NHK教育TV・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」より)
穴は0.数mm程度
A=0.125以下
B=0.02以下
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から推測)
A+B=0.145以下
C=0.5+0.02=0.52以下
花粉対策タイプ
水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(NHK教育TV・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」より)
穴は数ミクロン
A=0.00005+0.05以下
(すべての穴の面積が全マスク面積の半分と仮定)
(穴の製造精度は90%を仮定。実際は製品によって違います。)
B=0.02以下
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から推測)
A+B=0.120005以下
C=0.5+0.02=0.52以下
(すべての穴の面積が全マスク面積の半分と仮定)
N95タイプ
95%以上の穴は0.3ミクロン以下
A=0.0000005+0.025以下
B=0.02以下
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から推測)
A+B=0.045以下
C=0.06+0.05+0.02=0.13以下
(すべての穴の面積が全マスク面積の半分と仮定)
N100タイプ
穴は0.1ミクロン以下
A=0
(穴よりウイルスの方が大きい)
B=0.02以下
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から推測)
A+B=0.02以下
C=0+0.02=0.02以下
出歩かない。
ひいていない人がひかないようにする。
空中の飛沫を浴びないようにする。
患者がいるところに近づかない。
0.数ミクロンの飛沫は数時間漂う。
NHKためしてガッテン
緊急生放送! インフルエンザ最新対策2009年02月04日放送によると、
直後は感染可能飛沫は12%
3時間後は2.4%
9時間後は0.01%
マスクをする。
マスクをするときにフィットテスト(右動画参照)を行わないと最大40%の粒子がまわりから入る。それでも、N95,N100タイプのマスクであれば、半分以下に危険を減らせる。もし、フィットテストを行えばより劇的に危険を減らすことができる。水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(但しマスクの性能が表示通りでないことがあるので買うときに注意が必要。[右下リンク ウイルス対策をうたったマスク−表示はどこまであてになるの?参照])
布タイプ
水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(NHK教育TV・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」より)
穴は0.数mm程度
最大100%の粒子が入る。
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から)
花粉対策タイプ
水を弾くタイプでないと、時間をかけて水中をウイルスが移動するので、長時間使用する場合は効果はない。(NHK教育TV・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」より)
穴は数ミクロン
最大100%の粒子が入る。
(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から)
N95タイプ
95%以上の穴は0.3ミクロン以下
マスクをするときにフィットテストを行わないと最大40%の粒子がまわりから入る。フィットテストを行うと、まわりから侵入する飛沫は0%にできる。(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から)
0.3ミクロン以下の粒子しか透過しないので透過する飛沫の量は8%以下に抑えられる。
N100タイプ
穴は0.1ミクロン以下
マスクをするときにフィットテストを行わないと最大40%の粒子がまわりから入る。フィットテストを行うと、まわりから侵入する飛沫は0%にできる。(TBSの報道特集NEXT(2009/5/23)から)
ウイルスより小さい0.1ミクロン以下の粒子しか透過しないので透過する飛沫の量は0%以下に抑えられる。
眼鏡をする。
できれば、ゴーグルがよいが、眼鏡でも飛沫が直接飛び込んでくることは防げる。(割合は不明。)
周囲についている飛沫を口や目につけないようにする。
1.1項目からわかるように、空中にただよっている小さな飛沫の量より、落ちている大きな飛沫の量の方が多いい。紙や布なら半日(聞き間違えました。2009/10/07修正)程度金属なら四日近く感染能力が持続する。(NHK教育TV・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」より)
手を洗う
大抵の人は手を顔に持っていくくせがあるので、頻繁に手を洗うことにより、口や鼻の中にウイルスが侵入することを防げる。
手袋する
大抵の人は手を顔に持っていくくせがあるので、外出時手袋をして室内で脱ぐことにより、口や鼻の中にウイルスが侵入することを防げる。
マスクをする。
大抵の人は手を顔に持っていくくせがあるので、マスクをすると、口や鼻の中にウイルスが侵入することを防げる。
眼鏡をかける。
大抵の人は手を顔に持っていくくせがあるので、眼鏡をすると、眼の中にウイルスが侵入することを防げる。
帽子
多くの人は髪をさわる癖があるので、頭に降りかかったものを手で触って手につくのを防止できる。
コート
洋服にふりかかったものを触って手につくのを防ぐことができる。
出歩かない。
・フィットテストのやり方
・ここが聞きたい!名医にQ「あなたの疑問に答えます!インフルエンザ」
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800013700000/index.html?capid=nte0812010042
(再生はもうできないようです。)
・ためしてガッテン
緊急生放送! インフルエンザ最新対策2009年02月04日放送
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20090204
(再生はもうできないようです。)
・ウイルス対策をうたったマスク−表示はどこまであてになるの?−http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20091118_1.html
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